戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

コロナ後

今日の起床は7時半。いつも思いつくままにいい加減なことを書いている日記ですが、起床の時間だけは正確に書こうと思っていて、いつのまにか起きたらまず最初にリビングの時計を確認する癖がつきました。正確に書くと7:35でした。昨日は天気のせいかちょっと寝入りは良くなかったけれど、一度寝付いたら比較的ぐっすりと眠れた感触がありました。寝不足の時のように二度寝することもなく、8時ちょっと過ぎの妻の出勤を見送りました。

 

その後はいつものようにベースの練習。一度マスターしたフレーズですが、どうも本人解説のYouTubeを見ると、楽譜が違っているようです。昔から楽譜が原曲と違うというのはよくあることで、高校時代もあの曲の楽譜はどうも違うよねなんてことはバンド間で情報共有したりしていました。昔はライブ映像もそれほど手軽に見られる時代ではありません。我が家にビデオデッキが入ったのはちょうど高校の時、三菱電機がマドンナを起用してCMをしていた時代です。

 

そんなわけでまだまだライブビデオなんていうのは少ない時代でしたし、録画したライブ映像はギターやベースの指先がわかるような解像度のものではなく、手の位置で、あれ?これは2弦じゃなく3弦を弾いているぞなんてことを確認するぐらいのものでした。まあそれも、上達してくるとコードとスケールから大体わかってくるものなんですが。それにしてもちょっと有名な曲であれば、YouTuberや場合によっては本人が解説してくれるのですから、良い時代になったものです。

 

ところで録画したNHKのSONGSを見ていて、DREAMS COME TRUE中村正人が、コロナの外出自粛期間中に、アーティストの多くがYouTubeで配信を始めて、コンテンツの多くが“タダ”になってしまった。既存のエコシステムの中にいる僕たちは稼ぐためにコンテンツを有料に戻さなければならないけれど、こうなった今、これからお客さんは戻ってくるのだろうか?というようなことを言っていました。これは多くのミュージシャンや俳優の人にとって切実な問題だと思います。最近のDREAMS COME TRUEは人生の応援歌になってしまってあまり聞いていないのですが、ポップスミュージックの第一線の人がこういう発言をするのはとても意義あることだと思います。

 

ああ、それにしても吉田美和が好いたの腫れたの歌う暢気な時代がもう一度やってきてくれないかなぁ。

 

2020年7月1日 20:50 駅前の喫茶店にて