戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

緩衝装置

今日の起床は8時半。昨日と同じでした。今日はビン・缶のゴミ収集日だったけれど、うちはあまり缶詰やビンの食品を使わないので、この日にゴミを出すのは年に数回のことです。先月初めに出したのでまだビン・缶ともに数個しか溜まっておらず、捨てるのは次回、次次回以降になりそうです。結婚する前は僕はシーチキンが好きで、シーチキンサラダや作る気力がないときにご飯のオカズがわりにしてよく食べていたけれど、結婚後、妻が食べる習慣がなかったのでいつのまにか僕も食べる習慣がなくなり、缶ゴミを出すことも少なくなりました。結婚すると結構食生活って変わるもので、シーチキンと同じように梅干しを全く食べなくなりました。

 

コーヒーを淹れていると妻も起きてきて、せっかく早く起きたし明日は僕は内科に行く用事があるので、さっさと部屋の掃除をしてしまおうということになり、いつものように分担して部屋の掃除をしました。今日は雨も降っておらず朝方の気温は少し低めで、窓を開けると梅雨とは思えない心地よい風が吹き込んできました。気持ちよく掃除をしていましたが、やはりこの季節、風の入らないトイレの掃除をしていると、いつのまにかじんわり汗をかきます。

 

世の中はなんだか生きていることが嫌になるようなニュースが流れていて、ニュースやツイッターを見ていると腹立たしく、強く憤りを感じます。そのときにはこの気持ちを日記に書いてやろうと思うのですが、いざ日記の編集ページを開くとそういう気分にならず、自分が他動的に気持ちを動かされたことよりも、自分が自発的に気持ちが動いたことと言ったらいいのか、うまく説明がつかないんだけれど、ニュースに対する感想よりも、もっと心の中から根源的に湧き上がる気持ちを書いていきたいという気持ちになります。といってもその日の気分一つで感情に任せた日記を書くことがあるとは思いますが。でも今は、怒りや憤りを感じたことについて、書けるんだけれど書かない、なんというか緩衝装置のような役割をこの日記が果たしてくれているようで、精神的にもいいような気がしています。

 

2020年7月24日 17:45 御徒町駅近くの喫茶店にて