戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

恐慌

今日の起床は3時半。このところ朝というか深夜目が覚めてもしばらくじっとしているうちに寝てしまっていたのですが、今日はなんだから寝られず、コーヒーを淹れて飲み、そのまま少ししたら落ち着いてきたので布団に入ったのですが寝られず、寝返りを打ったりトイレに行ったり水を飲んだりを繰り返していたら朝になってしまいました。

 

妻が起きて出勤の準備を始めたので僕も布団から出てゴミを捨てに行ったりして朝の時間を過ごし、妻が出かけた後は何をするでもなくぼーっとしていましたが、昼前になって昨晩寝ていない影響が出てきて眠くなり、昼食もそこそこに昼寝と言うにはしっかりとし過ぎた睡眠をとってしまいました。昼過ぎ、というか夕方近い時間になって起き出し、しばらくぼーっとしていましたが、やがて服を着替えて夕飯の買い物に出かけました。

 

買い物の前に喫茶店に寄り、1時間近くiPadでネットを見ながら時間を潰し、階下のスーパーに買い物をしに行きました。食材は秋の盛りといった感じで秋鮭や鱈、メカジキなんかの美味しそうな切り身が比較的安い値段で売られていたけれども、どうも手の込んだ料理をする気になれなくてやっぱり今日も鍋の用意。豚しゃぶ肉と鳥つくね、野菜は水菜などを買って家に戻りました。

 

家に帰り料理をしているとなんだか胸のあたりが不穏な感じになり、料理の手際が悪かったりすると、会社で高圧的に当たられた上司の声で叱責されているようなフラッシュバックが起こりました。いつもはああまたかと半ば諦めの気持ちでやり過ごすのですが、今日は何度も上司の声が聞こえたような気がし、さらに僕が当時ダウンしたとわかると手のひらを返したように詰める言動ばかりをするようになった顧問(有名シンクタンクの出だそうです。僕は居眠りをしているところしか見たことがないけれど。)に作業の遅れ(といってもオフィスソフトのアクティベーションのし直し。そんなこと自分でやってほしいと当時も思っていた。)を詰め寄られたことを思い出した恐慌状態になってしまいました。

 

ちょうど妻が帰ってきて慰めてくれたので何とかなりましたが、妻がいなかったらどうなっていたことやら。トラウマを軽くする薬は飲んでいるのですがこれは一生続くのでしょうか、そう考えるとちょっとつらいです。

 

2020年10月29日 自宅のPCの前にて