戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

努力と才能

今日は妻が午後出勤のため、朝寝坊して10時ごろに起きました。起きたもののあまり気分が良くなく、朝食も食べずにぼーっとしていました。妻が出かけた後、昨日の残り物を食べ、まだあまり気分が晴れなかったので再び寝てしまいました。その後は起きているのか寝ているのか判然としないまま、夜の9時になってしまいました。1日のほとんどを横になって過ごしていたことになります。調子が悪い時は椅子に座っているのも億劫で、頭を上げた状態にしているのがつらく感じます。今日は台風一過のような爽やかな天気で、外に出かけるのも気持ちよかったとは思うのですが、いかんせん身体が動きませんでした。昨日、台風の前は調子が悪くなると書いたばかりですが、まだまだ自分の調子をつかめてはいないようです。

 

会社にいた頃からうっすらと考えていたのですが、近頃、努力と才能ということについて考えます。僕は自分の性向として、短期決戦型だと自覚しています。仕事でも趣味でも、一度興味をもつと人一倍深くはまり込む。仕事に関しても一度取りかかると徹夜も厭わないようなタイプでした。そのかわり長くコツコツと続けるのはとても苦手。いろんなことを三日坊主にしてきました。こういう性格が病気を引き起こしたのかもしれません。幸い、探究心を人より少しだけ持ち合わせていたため、仕事でも成果に関しては人並みのものを残してきました。病気からくる欠勤で会社を離れることになってはしまいましたが。僕のようなタイプは、努力派か才能派でいうと(自分で才能とかいうのはおこがましいのですが)才能派と言われるような気がします。対して地道にコツコツやる人は努力派。果たしてそうなのでしょうか? 僕からすると、仕事上の問題を調べに調べて解決した時、「センスあるねぇ」などと言われると、いやいや調べるために物凄く努力しましたから、と言いたくなります。反対にコツコツ成果を積み上げて大きな仕事を成し遂げた人を見ると、続けるのって才能だよなぁと羨ましくなります。

 

なんだかよくわからなくなってしまいましたが、要は、タスクをこなすのが努力で、タスクに対する取り組み方が才能ではないかと思うのです。大きな努力を集中してこなすか、小さな努力を継続して積み上げるか。今書いている日記もそうなのかなと思います。長い間日記を書いている人たちも、一日々々の日記を努力して書いて、続けられるセンスを持った人たちが残っているような気がします。その人たちからすると、何馬鹿なこと言ってんだよ、続けるのに血の滲むような努力してるよ。と言われるかもしれませんが。

 

2020年4月14日 22:45 リビングのテーブルにて