戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

終の住処

今日の起床は10時。早朝4時くらいに目が覚めてしまってそのあと眠れず、布団の中に潜ってはいましたがネットで調べ物をしたりして起きていました。7時ごろから8時ごろにかけて、もうこのまま起きてしまおうかとトイレに行ったり水を飲んだりしていたのですが、妻は休みの日なのでゆっくり寝ています。せっかく寝ているところ起こしても悪いかと思い、布団に戻ってスマホをいじっていました。

 

そうしていると玄関のチャイムが鳴り、こんな時間になんだろうと思ってインターホンに出ると、消防設備の点検に来ましたという応答。ちょっと待って昨日排水口点検は聞いていたけれど消防設備点検のお知らせって来てたっけ?、エントランスにも出てたっけ?とちょっと怪訝に思っていぶかしむような返事をしてしまうと、売り言葉に買い言葉、向こうもちょっとムッとした感じで1ヶ月前にお知らせしました。無理であれば半年後に受けてくださいとそっけない。結局そのまま物別れで点検員さんは次の部屋に行ってしまいました。

 

なーんか今日はタイミングというか行き違いというか、なんかリズムに乗れない日でした。原因はわかっていて、老齢の母がそろそろ高齢者住宅に移る、物件を一緒に探してくれと言いだし、実際僕の方でも探していたのですが、調べれば調べるほど、「地獄の沙汰も金次第」な感じになっていて気が滅入ってしまいました。自分がこんな形で職を失ってしまい、金銭的な援助をしようと思ってもできない、そんな情けなさが募ってしまって、ここのところなかった自己嫌悪におちいってしまいました。

 

母の終の住処、難しい問題です。

 

2020年10月3日 23:25 自宅のリビングにて