戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

ストレス擁護論

今日の起床は6時半。昨日一日中釣りをして疲れたせいでしょう、質の良い睡眠がとれたなという満足感を感じて起きました。疲れというのは一種のストレスだと思うのだけれど、それじゃあストレスである疲れは全くないほうがいいのかというとそうでもない。人が爽快感を感じるのはストレスがない時よりもむしろストレスから癒えた時であって、そうなるとストレスって人間にとって必要なものなのかもしれないとも思います。

 

ちょうど今さっきNHKコズミックフロントを見ていて、無重力の宇宙ステーションで宇宙飛行士たちが訓練器具で一生懸命身体を動かしていました。人間は無重力空間では骨からカルシウムがどんどん溶け出してしまうので、宇宙飛行士は身体を動かすのも仕事の一つと聞いたことがあります。とすると、地球上で暮らす人間にとって重力はいわゆるストレスの一種であると思うのだけれど、そのストレスがないと人間は生きていけないわけで、ストレスって一概に悪とは言えないんじゃないかと思います。

 

まぁ僕はストレスで身を持ち崩した人間なんだけれど、ちょっとストレスを擁護したくなる、そんなことを思った一日でした。

 

2020年12月17日 23:35 自宅のPCの前にて