戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

シチューに味噌汁をつける派

今日の起床は6時半。妻がかけたiPhoneのアラームの音で目が覚めました。妻はアラームを毎日かけているけれど、僕は普段ほとんど気づくことはなく、妻が起きてから眼が覚めることが多いです。ただ今日は、やはり前日にしっかり身体を動かしてよく眠れたせいか、それともたまたま睡眠リズムが眠りの浅いタイミングだったのか、いつもは気づかないアラームで目が覚めました。

 

目覚めはスッキリしていたけれど、コーヒーを飲みながら妻の支度を待っているとやはり眠くなってきました。ダイニングの椅子に座っていてもウツラウツラしてしまって、気がつくと船を漕いでいる状態。妻は寝てていいよというけれど、妻の出勤には必ず見送らなければいけないという奇妙な使命感があって、眠いのを我慢して起きていました。こう書くと良い夫のように思われるかもしれないけれど、外出する妻を見送るのは、妻のためではなく、良い夫を演じたいという自己満足だったりします。

 

妻が出かけた後も眠さは変わらず続いていて、今日の用事は夕方精神科へ行くことだけだったので、運動も中休みという口実でサボり、午前中は寝ていることにしました。窓の外を見ても妙に寒々としていて、なんだか出かける気にならなかったというのも理由の一つです。ただしばらく寝た後、布団に柔らかな日射しが入って暖かいのに気づき、カーテンを開けて空を見るとすっかり晴れている様子。とたんに気分も良くなって、時間よりもずいぶん早めに出かけることにしました。

 

電車で一時間ほどかかる精神科は三、四人の待ち人数でした。予定時間よりも40分くらい遅れて診察。最近は高まりもせず低くもなく。ここ10日間くらいは運動のつもりで歩いていると話すと、一度にたくさん歩き過ぎずに毎日続くくらいの距離で、疲れ過ぎは寝つきが悪くなることもあるので気をつけるようにと釘を刺されました。さすが先生は僕のことをよく見ています。

 

診察後はまっすぐ家へ。妻からは診察で疲れたら先に食べていていいよと言われていたけれど、なんか今日は気分が良く、病院も思ったほど時間はかからなかったし、ワンパターンの鍋ではない料理を作ろうという気になりました。駅のショッピングセンターで魚屋、八百屋、スーパーとまわり、必要な食材を買いました。どの店もお正月の食材で一杯で、たしかに蒲鉾などはお正月用の高級品が並んでいるけれど、野菜や鮮魚は普段のお正月よりもかなり安いように感じます。僕達も自分達の家で年末年始を過ごすのは結婚して以来初めてのこと。人々の行動が大きく変わっている中で、商品の動きも大きく変わって、いつもとは違う値動きになっているのかもしれません。

 

家に帰って早速調理を始めます。家に帰ってすぐ行動に移せるというのも調子の良さがなせる技でしょう。今日の献立は、胡瓜、筍と海老の酢味噌和え、クリームシチュー、メカジキのソテー、シジミの味噌汁。鍋以外の料理を作るのは久しぶりで、ホント料理って毎日していないと腕が鈍るもので、なんというかちょっとした手順というかそういったものが滞りがちで、特に久しぶりに作ったホワイトソースは、電子レンジ調理なのに1回目焦がしてしまい作り直しました。ちょっとメニュー構成を欲張り過ぎあたふたとしましたがなんとか作り終え、妻にも「遅れてきたクリスマスだね」と喜ばれ、そう言われると気分の良いもので、ひさびさに満足のいく調理となりました。

 

ちなみにうちの実家では、ホワイトシチューなど、洋物の汁物(カレーも)の時には味噌汁はなしなんですけれど、妻の実家ではありなんだそうです。そいういう訳で味噌汁も作りました。他の家庭ではどうなのかな?

 

2020年12月28日 23:50 自宅の布団の上にて