戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

アスパラガス

今日の起床は6時半。昨日が僕にしては多めのスケジュールだったので、昨夜早く寝てしまったせいでしょう。目が覚めたものの昨日帰りが非常に遅かった妻はまだ寝ており、まだまだ寝かせておきたいと思ったので僕ももう一度寝ることにしました。こういうとき人は敏感で、起きている人が静かにしていても、たとえば静かに本を読んでいるだけでも、寝ている人は気配を察して起きてしまうように感じます。少なくとも眠りが浅くなってしまうように感じます。

 

8時半ごろに布団から出てゴミを出し、風呂の湯を温めてコーヒーを飲んでいると、9時ごろ妻が起きてきました。昨日頑張ったがまだまだ仕事が終わらずGW中1日くらい仕事に出るとのこと、大変だなぁと書くと人ごとのようですが、本当に大変だなと、なんとか終わらないかなと思います。軽い朝食を食べた後、妻は再び寝てしまったので、僕は離れた部屋でベースの練習をしていました。このところ毎回ごとの上達というのは感じられなくなったけれど、やはりベースを弾いているとその時だけはいろいろなことが忘れられて楽しい。

 

ベースの練習をしている間に、新潟のお義姉さんからアスパラガスが届きました。昨日クロネコヤマトから、配達しますよというメールが来ていたので、午前中の配達をお願いしていたもの。いつもだったらGWの帰省中に買ってきていただいているもの。太いけど柔らかくてみずみずしくて甘くて香りよくてとっても美味しい。早速昼ごはんに4本湯がきました。1本が長いので三等分、結構な量になります。あとはいつもの豚肉とキャベツのソース焼きそば。僕が休日の日に作るのはこればかりです。アスパラガスは少し茹で過ぎてしまったけれど、妻も喜んで食べてくれました。普段調味料をまったくつけない妻が(水炊きですら何もつけずに食べます!)、マヨネーズをつけて食べるのは本当に美味しい証拠。

 

昼食後、やはり疲れているのか妻は再び寝てしまいました。責めているわけではなく本当に疲れているのだと思います。東京都区内を横断する遠距離通勤で、それに年度末が重なって。本来ならば多摩のほうに引っ越しているはずなのですが、この騒ぎでそうも言っていられなくなりました。僕も少し昼寝をして、ちょっと前に起きて外出しました。なんだかいつもより人出が多く、街が賑やかな気がします。外出自粛の折に不謹慎だというのは簡単だけれど、やはりみんな精神的に参っているような気がします。

 

あと、もしかしたらこれはとんだ的外れかもしれないけれど、『街の人みんなの総意』が、「コロナは終わった」と言っているような気も、ほんの少しだけします。オウム真理教事件の時に、もう地下鉄に乗っても大丈夫、と感じた雰囲気や、東日本大震災の時に、もう強い余震や原発の状況が悪化することはないと感じた雰囲気。政治家や専門家が言ったわけではないけれど、それになんの科学的根拠があるわけでもないけれど、人々の気の緩みとは確かに違う、けれど何か感じる雰囲気の変化。なんか街中の人の肩からすっと力が抜けたような、視界が明るくなったような、そんな『街の人みんな総意』が、状況が変わりつつあることを告げているような気がします。ただの甘い期待かもしれないけれど。

 

うつからは抜けたのかな? 1300字、あまり無理せず書けましたね。

 

 

2020年5月2日 16:35 駅から少し離れたファーストフード店にて