戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

愛おしい人々

今日は未明に目覚めてしまい、それから寝付けなかったのでとにかく眠いです。8時半ごろには布団から出て妻と朝食をとり、眠かったけれどその後部屋の掃除をしました。部屋の掃除を始められたのはなんとか調子を保てている証拠。他の人からしたら馬鹿みたいなことかもしれないけれど、ひとつひとつやれたことに小さな満足を重ねていくのが、今の僕の精神的な健康法です。掃除は終わったものの相変わらず眠いので、もう一回眠らせてもらうことにしました。妻は駅前に買い物に行くとのこと。一緒に行きたい気持ちもありましたが何しろ眠い。妻を見送らずに布団に直行してしまいました。

 

最近SNSで、フォローしている人達に気がかりなことがあります。フォローしている人達の中でも特に感受性の高そうな人達にです。いつも広い視野で物事を見ている知り合いがえっ⁈そんな情報をリツイートする?ということだったり、人の痛みについて深い洞察をする先生が、あまり真実とは言えない情報を信じているようだったり、以前から人に寄り添う発言をしていた歌手が、言葉だけの政治家に一部賛同してしまったり…。ガラッと変節したというわけでは全くなく、ツイートの多くは通常通りなのですが、たまに気になるツイートやリツイートをする。

 

でも僕はこのようなことに対して非難しようという気持ちはあまりないです。知り合いのツイートに対しては諌めるようなエアリプをすることがありますが、面と向かってそれは違う、あなたは間違っている、発言を撤回しろなどとは思いません。なぜならこのような状況下で、僕だっていつ判断を誤るかわからないし、もしかしたらもうすでに間違っているかもしれない。そもそも「間違い」だなんていうのは不遜なことだという思いもあります。ただ、この人達は感受性が高いがゆえに人一倍今の状況に悩み、苦しんでいるのではないか?それがツイートにあらわれているのではないかと思います。僕はそんな人達に対して、変わってしまう悲しみよりも、うまく言い表せないのですが、とてもとても愛おしさを感じます。

 

2020年5月3日 19:50 自宅のPC前にて