戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

映え

今日の起床は6時。アラームの音で眼が覚めました。昨晩、妻が今日は早く出かけるよと言っていたのを覚えていました。昨日の寝つきはあまりいい方ではなかったのですが、目覚めは意外にもすっきりしていました。妻がいつもより1時間ほど早く出掛け、頼まれていた洗濯物干しも終わってしまって、することもなくのんびりとしていました。いつものんびりばかりしているけれど、今はまず自分の精神状態をストレスのない、フラットな状態に置くことが重要だと言い訳して、のんびりというかだらだらしています。

 

10日頃から盛り上がり始めた検察庁法(正確には国家公務員法)の改正反対、こ国会で見送りとなったあと、昨日になって週刊文春が黒川検事長の賭け麻雀をスクープして、急転直下、辞任というとこまでバタバタときました。最終的には多くの国民が望む結果となったけれども、麻雀相手が新聞記者だとか、どうも判然としない感じがします。すんなりと事態が収束してしまうことで、改善すべき問題が置き去りになってしまうように感じます。コロナがこのまま収束していくのだとしたらそれと同じように。あと、安倍晋三にとって大事なおもちゃ(自分の思いのままになる検察機構)にキズがついたからもういらないと放り投げた感じもしています。あの人、答弁とか会見とか、振る舞いが子供そのままですから。

 

黒川検事長の話題と同時に、外国人留学生に対する給付金について、文部科学省が制限を設けることが話題となりました。文部科学省のやり方も呆れるしかないですが、ネットでの反対意見にも違和感を感じました。制限に反対することはもちろん良いことだとは思いますが、その理由が、留学生を援助したほうがゆくゆく日本のためになるから(国策とか安全保障上とか難しい言葉を用いて)というものでした。たしかに仰る通りなんだけれど、それって最初に出てくる反対理由? 僕はまず困っている人がいるなら助けようよ、理由なんてそれでいいじゃないと思ったんですが、やっぱり考えが幼いでしょうか? なんだかツイッター(ひいてはウェブ)って、難しいこと言ったほうが勝ち、みんなの知らない知識を言ったほうが勝ちみたいになってますけど、もちろんそれも面白いけれど、もっと根源的な、個人個人の肌感覚みたいなものが見れて、それで人と人の違いを知るのが醍醐味なんじゃないかと思います。ツイッターの人はインスタグラムのことを「インスタ映え」と半分バカにしたように言うけれど、同じように「ツイッター映え」って言うのがあるよなぁと感じています。

 

2020年5月21日 19:05 駅から少し離れたファーストフード店にて