戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

若い力

今日の起床は12時。昨日調子が悪く、さらに夜寝られずに悶々としていたので1時半ごろに睡眠薬を飲みました。流石にそれくらい夜遅くに飲むと朝起きれなくて、妻が出かける時にトイレに起きたような気がするけどはっきりしません。妻には夜のうちに薬のせいで起きられないからと伝えていたので無理に起こさずにいてくれたので、昼までぐっすり寝ることができました。朝起きてみるとスッキリしていて、やはりこの前感じていたように、たまに睡眠薬を服用して睡眠と精神のリズムを整えるのが有効のように感じます。

 

起きてしばらくして実家の母に電話をしました。あちらも緊急事態宣言が解けて、友達との公園ハイキングが復活したそう。いままで自宅で鬱々としていたのが少しほどけて、普段の明るい母を取り戻したように感じました。ただ老人の一人暮らし、やはり話し相手が欲しいようで、色々な話題が矢継ぎ早に飛び出してきます。ただ、いつもはしばらく話していると僕の方が疲れてきて音を上げてしまうのですが、やはり僕も話し相手に渇望していたようで、今日の電話は2時間になってしまい母の方がお腹が空いたと音をあげました。

 

その後は都内に出かけました。街は何やら華やぎを取り戻していて、緊急事態宣言解除直後のおそるおそるといった雰囲気はなく、若い人たちの中にはマスクなしで笑い合う姿も見られました。僕が歳をとったから若い人に目が行くせいかもしれませんが、よくいる傍若無人なおじ(い)さんを除くと、マスクをしていないのは若い人が多いような気がします。昔何かの本で、若い人の方が危険に対する注意深さが低く、それは欠点かというとそうではなくむしろ長所で、その性向が人を進化させるのだという話を読んだことがあります(ここでその本の名前をサラリと言えると知性的な日記になるのだけれど)。

 

コロナと共生しなければならなくなりそうなこの世界で、効果があるかどうかもわからないマスクをまるで護符のようにしている老頭児を尻目に、若い世代が何か新しいアイテムを発明してくれるのではないかとちょっと楽しみに感じています。

 

2020年6月4日 19:35 都内から帰る電車の中で