戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

老いについて

今日の起床は5時。昨日とほぼ一緒の時間でした。朝早く起きてしまった時にありがちな寝ぼけている感覚はなく、比較的しゃっきりしているように感じるのは、やはりやや躁気味のような気がします。昨日と同じようにコーヒーを淹れ、その間に薬を飲んで、まだ薄暗い部屋でじっとしていました。躁の時にはコーヒーの量も増えるけれど、コーヒーが精神状態に影響を及ぼしているのか、精神状態がコーヒーの量を増やすのか、いまいち因果関係がわかりません。認知行動療法で要因とその要因によって起こることというのを整理したりするけれど、考えていくとタマゴが先かニワトリが先か?みたいなことになることがよくあります。こういうことがすっと整理できる人は僕のような人間に比べると早く病気を克服できるのかもしれません。

 

妻が会社に行っている昼間は、母に電話をかけたりして過ごしていました。母は高齢者住宅をいろいろ探して資料を取り寄せているようです。僕が探した施設もこれから資料を取り寄せるようで、すぐにとは言わないまでも来年あたりには母も関東に住むようになりそうです。そういうプランが具体的になってくると、母を高齢者施設に入れるという後ろめたさはあるけれど、近くに住むようになって、いざ何かあった時にすぐ対処できる安心さを大きく感じます。今母は名古屋で、もし何かあった時にすぐ駆けつけられないという不安感は、いつも顕在化しているわけではないけれど常にうっすらと感じていることでした。僕も50になり、ーそう改めて書くと自らの至らなさに穴に潜り込みたくなるけれどー 母のこと、そして自分のことについても、“老い“ ということを考えなければいけないと思っています。

 

2020年10月13日 22:45 自宅のPCの前にて