戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

蜜柑色の月

今日の起床は4時。深夜に会社の夢を見てしまって目が覚め、そこから気が昂ぶって眠れず、結局朝まで起きていました。6時半ごろ妻が起きてきて、ゴミ袋をまとめ始めたので変わるよと言ってゴミをまとめ、外に出しに行くとスパッとした冬の朝の寒さでした。このところ夕食の米を研ぐ水の温度もめっきり冷たくなってきて、だんだんと本格的な冬を感じさせる天候になってきました。

 

今日は精神科の診察日。実は先週の金曜日に予約していたのだけれどすっかり忘れてしまっていて、当日の夜、薬を飲む時になってハッと思い出しました。このところ、予定を忘れているというよりも、仕事をしていないので曜日の感覚がなくて、感覚がないわけではないのだけれど実感がないというか、あー月曜日だよなぁとノホホンと感じているばかりで、今日は月曜日だぞというしっかりと思い出すような感覚がなくて予定を忘れがちです。

 

昼ちょっと過ぎに入浴して駅に向かい電車に乗り、千葉の郊外のクリニックまで。東西に走る総武線の南側から射す冬の低い日差しがとても心地よく、換気のために隙間風が入る電車でもとても暖かく、千葉駅までの約30分間、気持ちよくうたた寝してしまいました。予約時間よりも少し早く着いたので向かいのショッピングモールのフードコートでお茶を飲んでからクリニックに向かいました。

 

クリニックではコロナ対策で放射温度計で体温を測られるんだけれど、僕は汗かきなせいか(電車を降りて階段登って陸橋を渡るだけで額に汗をかきます)いつも体温が低く、今日も5度3分ですねと笑われて受付を済ませました。待ち時間は少なく2人ほど待って診察を受け、診察後予約しておいたインフルエンザの予防接種を受けました。

 

会計を済ませ薬局へ、薬局が少し混んでいて20分ほど待って薬をもらい、一本逃すとなかなか来ない電車に乗り遅れないように寄り道せず駅へ向かいました。駅へ向かう陸橋からは蜜柑色の大きく丸い月が夕暮れの空に浮かんでいました。

 

2020年11月30日 23:35 自宅のPCの前にて