戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

上京デビュー

今日の起床は8時。その前にも何回か目は覚めましたがなんとかしっかり深夜ではなく朝と呼べる時間まで寝ていられました。目覚めは悪くなく、できれば部屋の掃除とかを手早く済ませたい、ーそうしないとまた眠気が来て億劫になってしまうー と思っていたのですが、妻はぐっすりと寝ていました。今週の妻は仕事で色々トラブル的なこともあったようで忙しかった様子。疲れているようでなかなか起きてきません。僕としてもせっかくの休みなんだからゆっくりとしてもらいたいと思って、静かにコーヒーを飲んでいました。

 

10時前に妻が起きてきたのですがその時には僕が眠くなってしまって、ー僕は休んでばかりなので申し訳ない限りだけれど体調面のこともあって自分でもどうしようもなかったー 入れ違いになる形で寝てしまいました。お昼くらいになって妻がおじやを作ってくれ、昼食にそれを食べました。暖かく優しい味で、食べた後は気分も少しシャッキリとしてきて、シャワーを浴びて出かけることにしました。

 

準備が先に終わった僕が先に家を出て、行き先を決めて待ち合わせることにしました。駅までの道ではショッピングモール内の喫茶店でいいかなと思っていたのですが、ひと駅向こうのコメダコーヒーも悪くないなと思い、妻にメールをして電車に乗り、コメダコーヒーに向かいました。

 

僕は名古屋出身なので名古屋発祥のコメダコーヒーには馴染みがありそうですが、僕が初めてコメダコーヒーに行ったのは、就職して名古屋に里帰りした時、地元の友達との待ち合わせで入ったのが最初で名古屋に住んでいる時には入ったことがありませんでした。昔からコメダコーヒーは店舗は少なかったけれどあったのですが、高校生の僕が対象とする(ちなみに名古屋は高校生でも馴染みの喫茶店があるほど喫茶店文化が浸透した街です)ような店ではなく、耳に携帯ラジオのイヤホンを差して競馬新聞を見ているようなオジサンや、大柄なストライプのスーツの似合うパンチパーマのオニイサンが似合うような店舗が多かったように思います。

 

こういう、東京進出や全国展開になって垢抜けた飲食店を見て、ちょっと複雑な気持ち(ホントはこんなシャレた店じゃなかったんだよって)になる地方出身者って、結構多いんじゃないのかなと思いながらコーヒーを飲み、後からくる妻を待っていました。

 

2020年12月5日 23:55 自宅のPCの前にて