戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

長電話

今日の起床は6時半。妻がちょっと早く起きたいときにつけるアラームが6時少し前くらいから鳴っていて、いつもはそれに気づくことは少ないのだけれど、今日はちょうど眠りの浅い時間に重なったのかパチリと目が覚めました。妻はまだ起きられず寝返りを打ったりしていたけれど、僕は布団から出てコーヒーを入れて飲んでいました。

 

妻は結局いつもと変わらず7時ぐらいに起きて、あたふたと出勤の準備、僕はそれを見ながらコーヒーを飲んでいるといういつも通りの朝の光景でした。妻はやや焦りながらも時間通りに出かけ、これまたいつも通りの1人の時間がやってきました。今日は眠気もさほど感じず、起きていたい気持ちも強かったので録画していたドラマを見、そのあとは本を読んでいました。

 

昼過ぎに実家の母に電話、それまでは不定期に電話をするだけだったけれど、僕が失職してこういう生活をするようになり、向こうもコロナで出歩けないようになってからは、ほぼ2週間に一回、定期的に連絡するようになりました。名古屋で一人暮らしの母はやはり心細かったり寂しかったりするのでしょう、父がいた頃には考えられないほど長話をするようになりました。定期的に連絡するようになって初めのうちはその長話に正直辟易させられることも多かったですが、最近は僕の方が話を引き伸ばしたりするようになりました。

 

ちょっと前に改めて考えてみたのですが、母に話し相手がいないと言っている場合ではなく、僕も話し相手不足です。定期的に世間話をする人といったら、妻と電話の母と、あとは美容院の店員さんくらいです。もちろん店員さんはセールストークでしょうけれど…。会社にいたら少なくとも5〜6人(小規模な会社だったので)とは話していましたから会話人数は激減といっていいでしょう。

 

そんなわけで、最近では母との長電話がむしろ楽しくなってしまっています。

 

2020年12月8日 23:35 自宅のPCの前にて