戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

良い緊張感

今日の起床は11時半。妻は多分9時ごろに起きて色々とやってくれていたと思うのですが、僕はその音を聞きながらうつらうつらとしていました。起きたときには妻は外出の準備を始めていていました。今日は都内の友達の家で食事会があるそうで、楽しそうにきていく服を選んでいました。僕の方はボーッとしながらそれを眺めていました。楽しそうにしている人を見るのはこちらも楽しい気分になります。

 

妻が出かけてしまうと張り詰めた糸が切れるように緊張感 ーこの場合の緊張感は悪い緊張感ではなく、楽しくて「気が張っている」という意味でー が解けてしまって、なんだか楽しい気分がなくなってしまい気分も落ちてきて、結局午後もほとんど寝たまま過ごしてしまいました。ただ、昼前に友達から連絡があり、来週釣りに行かないかという誘いがあり、それを待ち遠しく楽しく思える気分は残っていました。

 

緊張というと悪い意味に捉えることが多いような気がしますが、今日感じた緊張感のようにいい緊張感もあって、そういうのが「生活の張り」とかを生んでくれるような気がします。今の僕の場合、そういった「張り」が生まれるのは妻との生活以外なくて、妻が出かけてしまうと途端にクラゲのような所在ない存在になってしまいます。ストレスばかりの会社でしたけれど、会社も「張り」を生んでくれる場所ではあって、そういった機会を失ってしまったことはかなり大きな損失なんだなと思っています。

 

結局夜になって、妻が帰って来る頃ようやく外出する気分になり、駅前に出かけてコーヒーを飲み、妻と待ち合わせて家に帰ってきました。

 

2020年12月12日 23:45 自宅のPCの前にて