戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

面倒な性質

今日の起床は7時半。妻が出かけるときに声をかけてくれて起きました。妻が玄関で靴紐を結んでいる間にゴミを片付け、妻と一緒にゴミ袋を持って外に出ました。このところいい天気が続いていて空気もキリリと冷えている感じです。ただ寒さ的にはまだまだ底ではないなと感じる気温で、これからさらに寒くなる気配を感じました。今日は冬至。これから日が長くなるけれど、やはり関東の真冬は2月なんだろう(全国的にそうかな?)と思います。

 

今日も散歩に出かけよう、頭から吊るしたニンジンは釣具屋によることにしようと思って、まだ早いなと思って釣具屋のサイトを見ていました。前回釣りに行ったときに今まで使っていた竿にちょっと不満を感じてしまって、10年くらい使ったしそろそろ買い換えてもいいかなと思って候補を探していたのですが、気になる機種は人気で今はどこにも売っておらず、予約待ちも春ぐらいになってしまうらしい。

 

僕はもともと道具にちょっと異常とも言えるこだわりがある性質で、いつも欲しいなと思うものが人気機種だったり生産数の少ないものだったり、入手困難なものが多い。以前ならネットを隅から隅まで調べたり、電話をかけまくったりして八方手を尽くしていたんだけれど、前にも書いたようにこのところどうもそういうのが面倒になってきた。以前は探すことに熱くなって、見つかったときに快感とも言える充実感を感じていたのだけれど、なんかそういうことがどうでもよくなってきた。

 

今回はネットで調べて以前購入した店に一件問い合わせのメールを入れて、3月くらいまで予約待ちですという回答が来たところでもう諦めモード。諦めというより、いつもいつもこういう入手困難なものが欲しくなる(ただ、入手困難だから欲しい訳ではない)自分の性格にほとほと嫌気がさしてきました。

 

本当に筋の通ったこだわりのある人っていうのは、人気だけじゃない(というか人気が出る前の)本当に良いものを見つける目を持っているし、自分が好きであれば人気なんか関係ないって言うブレない姿勢があったりする。僕はどうやってもその域にはなれなくて、人気に影響されて右往左往するレベルなんだけれど、どうもそれも疲れてきて諦めモードになってきました。ただこういう場合の諦めって決して悪いことではなく、むしろ僕にとっては良いことなのかもしれないと思うようにして、お気に入りが手に入らない寂しさを紛らわしています。

 

2020年12月21日 23:35 自宅の布団の中にて