宵の明星

今日も起床は7時。目覚めは悪くなかったけれど、まだ本調子にはあと一歩かなという感じでした。8時ごろに妻が出かけたあと、いつも通りツイッターなどを見て過ごしていました。その後近所のコンビニへ買い物。家に戻り風呂を沸かして、適温のメロディがなるもののどうにも億劫な気分が抜けず、スイッチをオフにしてもう一度横になりました。普段どおり（不調で横になっているのも普段になりつつあって悲しいのですが）活動できるようになるにはもう少しかかりそうです。

昼ごろに目が覚め、適当な昼食をとって再び横に、16時ごろになってようやく動ける気力が湧いてきました。もったいないけれどもう一度風呂を沸かし、まだ億劫感が残っていたけれどなんとか入浴しました。その後駅前のスーパーに買い物、ちょっと喫茶店でのんびりしたかったけれど、魚屋さんと八百屋さんは営業短縮で18時に閉まってしまうので先に店先を覗いて、大きなサワラの切り身が売っていたので買うことにしました。サワラとメカジキとカツオは大きければ大きいほど美味しい。逆にマダイ、サバ、ブリなんかは大きすぎると脂がのり過ぎていたりして、適当な食べごろサイズっていうのがあるような気がします。

その後、スーパーを横目に通り抜けると、今まで営業を休んでいた一画に明かりが灯っていました。連休明けの7日から、花屋と本屋と喫茶店が営業を再開していました。花屋さんは通路の反対側のスペースにも棚を出して、ピンクの花をたくさん並べていました。やはり目を引くのか、普段あまり花屋を覗くタイプじゃないようなダークスーツのサラリーマンまで足を止めて眺めていました。本屋さんも平常時よりも少しお客さんが多い感じ、いいことではないのかもしれませんが、みんな自宅でのネットを中心とした生活に疲れているんだと思います。僕もベースの雑誌と江口寿史のイラスト集を買いました。

帰りにいつものファーストフードに立ち寄って雑誌を開いたら、なんと今月号で休刊。今後は季刊誌とWEBでの展開になるとのこと、今まで買ってこなかった自分も悪いんだけれど、なんだか寂しい気がします。久しぶりに紙面を開いてみると、今までWEBで十分と思っていた自分が恥ずかしくなるほど充実した紙面で、飲み物をお代わりするほど読みふけってしまいました。いつのまにかネットで情報を得るのが普通になってしまっていたけれど、やはり活字でないと得られない情報があります。特に最近のWEB媒体はセールストークやカタログスペックばかりになってしまった気がします。

久しぶりにちょっと気分良くファーストフード店を出て、家に帰りました。帰り道の夕暮れのグラデーションと金星の輝きが綺麗な1日でした。

2020年5月8日 20:15 自宅のPC前にて