戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

町のざわめき

今日も起床は6時半。妻の起床に合わせて起きた感じでした。でもやはり昨夜は眠れておらず、結局3時くらいまで寝返りを打ったり水を飲みにいったりしながら起きている感じでした。流石にここ数日ちゃんと眠れていないので、起きては見たものの頭がぼうっとしている感じです。でもすぐに二度寝できるような感覚はありませんでした。準備をする妻と、今日は週末だから新宿によってお買い物してくるかも。それなら僕も病院終わったら新宿に行くよ。などと話し合って朝の時間を過ごしました。

 

妻を見送って、さて今日はどうしようか? 15時からは精神科だなと考えていると、少し眠たくなってきたので、これはチャンスとばかりに布団に横になりました。しばらく寝付けなかったものの、気づくといつの間にかしっかりと寝ており、目が覚めた時にはもう昼を過ぎていました。でもまだ眠い。もう少しと思って30分ほど先に目覚ましをかけて二度寝。でもこういう時ってうまく眠れないもので、10分もたたずに起きて、少し早めの準備をすることにしました。

 

14時前に出かけ、1時間ほど電車に揺られて精神科に行き、いつものように近況報告をして薬をもらい、近くのショッピングモールで小休憩をとってまた帰りの電車に乗りました。快速に乗り新宿に向かうつもりでしたが、家の近くの駅を過ぎたところでなんだか疲労感を感じ、無理をしても意味がないなと思い隣の駅で引き返し、家に帰ることにしました。駅で妻に新宿にはいかないことを連絡し、夕飯の材料を買って家路に着きました。なんだか今日は暑くてバテてしまった感じです。

 

久しぶりの夏日となった今日は夕方になっても気温が下がらず、暑いせいか機嫌を悪くした小さな女の子が身をよじらせながら全身全霊で泣いており、その近くでは5、6人の男子高校生が輪になってジャンケンをして、勝った子たちが野太い雄叫びをあげながらガッツポーズをしていました。そういえばここ数ヶ月、そういう音を聞いていなかったな。やっぱり人の生きた声っていうのはいいもんだなと思いました。いい人ぶるわけではないのですが、全身全霊で泣く子を止める権利は誰にもないし、騒ぐ高校生に文句を言う筋合いもありません。

 

東京都の感染者数の推移は不穏な動きを示しているけれど、こういう町のざわめきをまた抑え込まなければいけない事態にはなってほしくないなと思いながら、汗をふきふき家への道を歩いていきました。

 

2020年6月26日 20:25 自宅の布団の上にて