戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

また映画

今日の起床は7時半。妻が出かけるちょっと前に起きました。今日は僕も珍しく用事。失業者のお仕事であるハローワークでの認定日です。指定時刻が9時半からだったので妻を見送った後、朝食にパンを食べ、あまり時間をおかずにシャワー浴びて、涼みながら書類を書いて、汗が引いたところで家を出ました。家を出たのは9時前だったけれど、もうすでに暑く、マスクをしながら歩くのは非常に酷でした。暑さは今がピークだけれど、これが長く続くようだったら、流行りの冷感マスクの購入も考えないといけません。

 

ハローワークでの手続きはいつも通り30分程度で終了。10時半ちょっと前にハローワークを出ました。いつもならばここで駅前のドトールに寄って、ギリギリ間に合うモーニングセットを食べるところだけれど朝パンを食べてきたのでお腹は空いてない。でもこのまま家に帰るとまた寝てしまって、折角朝から活動しているのにもったいない。どうしようかなと考えて、映画を見に行くことにしました。ほとんど映画を見なくなってしまった僕にとって、映画を見に行くのは一瞬きてまた去ってしまうブームのようなもの、一度見に行くと何本か連続してみるのですが、一度足が遠のくと、途端に見に行かなくなってしまいます。ただ、今回は5年間も映画館に行ってなかったというのは自分でも驚きです。おそらく映画を見るような心の余裕を自分で作り出せていなかったのだと思います。

 

見た映画は『ブラックアンドブルー』、Twitterで、この人が褒めている映画は間違いないと信頼している方が褒めていたので興味を持ちました。去年公開のアメリカ映画ですが、今アメリカで巻き起こっているBLMを先取りしたような、というか火種はもう去年の段階でくすぶっていたんだなぁと思わせる映画でした。ストーリーの途中ではこの人は本当に主人公の味方なんだろうか?と疑心暗鬼になり、ラストで(僕が把握しているだけで)三つの伏線が一挙に回収されて思わず拳をグッと握ってしまう映画でした。

 

それにしても最近見ない間に映画(というかアメリカ)もすっかり変わってしまっていて、事件の舞台となった工場(もしかしたら清掃工場?)とかがあんな状態で実際に放置されていることにちょっと驚きました。やはり都市の荒廃と住む人の荒廃はリンクしていると思うので、経済は持ち直したように見えても地方(南部)は置き去りなんだな、アメリカの格差問題の方が日本よりも深刻だなと感じました。

 

あと、ここからは全く趣味の問題なんですけれど、もうアメリカでは官も民も拳銃はグロックなんですね。正義のヒーローはリボルバー、悪はシルバー(ステンレス)のオートマチックというのはとうに過ぎ去りましたけど、もうピストルがそんな象徴的なものではなくなったんだなと感じました。ダイハード2で悪役がグロックを使っていて、マクレーンがその先進性についてガードマンに説明するシーンが懐かしいです。そういえば、米軍の制式拳銃も、ダイハードのマクレーンのベレッタ92FSから、今回登場したグロック19が特殊部隊に使われるようになり、これからはSIGなので、映画もこれとともに移り変わっていくのでしょう。そういえば、この映画の中では、警らをするアリシアはフルサイズのグロック17、携帯していることを隠す必要がある麻薬捜査官のテリーはコンシールドキャリーに優れたグロック19、ケビンがグローブボックスに隠していたのはさらにコンパクトなグロック26と、ちゃんと使い分けがされていたのはさすが銃大国アメリカ、と感心しました。

 

2020年8月11日 23:55 自宅のPCの前にて