戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

情けない日

今日の起床は7時半。妻が洗面所で化粧品の瓶を振る音で目が覚めました。妻が出かける時に見送りましたが、暗い玄関のドアを開けると爆発したような明るさの日が差し込み、それと同時に熱気が入ってきました。見送ったあとちょっとゴミを捨てに出ただけでも汗をかいてしまうような暑さで、これまだ朝なんだよな、まだ暑くなるんだよなと思いながら、エアコンの効いた部屋に戻りました。

 

リビングのテーブルでさて今日はと考えましたが、なんだか気分の張りがない。なんというかこう体に力を込めてもどこかに穴が空いていて空気が抜けていってしまう、そんな感じでシャッキリしません。なんだかそうしているうちに目眩のようなぼーっとするような曖昧に気分の悪い状態になって、再び布団に潜り込んでしまいました。

 

昼前に目が覚めましたが、窓の近くに近づくと熱気を感じるくらい外の気温は上がっている様子。こういう体調、こういう気候の時に出かけると、いつも頭がクラクラして調子悪くなってすぐ帰ってきてしまうんだよなぁ…という悪いイメージを想像してしまって、これって認知療法でいうところの『自分で実現してしまう予言』そのものなんですけど、それに対処できないまま外出もできずにグズグズ過ごした一日でした。

 

自分でも情けないとは思っているんだけれど、なんというかまだ人並みに思考して行動するだけの気力というか精神力が回復していないことを実感しました。

 

2020年8月13日 19:50 自宅の食卓にて