戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

やれて当たり前

今日の起床は7時。妻はシャワーを浴びるためにいつもより早く起きていて、シャワーから上がったところで僕が起き出して来た感じです。トイレに行き、コーヒーを一口飲んで、もうちょっと寝たいから寝かせてと言って布団に入りましたが結局寝ることはなく、7時半になって布団から抜け出して妻の出勤を見送りました。妻がドアを閉めるとき、「おっ⁈ 今日はちょっと涼しい」と言っていたように、扉から入ってくる熱気は、先週のようなものではなく、だいぶんおとなしいものになっていました。

 

今日も今日とて何もしておらず、一日中布団に横になってゴロゴロしたりウトウトしていたりしていました。本当に怠惰な生活です。会社にいるときにはできない贅沢な生活ですが、実際気持ちがいいのはゴロゴロしているときに寝相がいい感じにハマった時とウツラウツラから寝入る一瞬ぐらいのもので、そんなにいいものではない。それよりも我に帰った時の罪悪感が強い。さらに罪悪感を強くするのは、じゃぁこういう生活をやめようと思っても、どうにもやる気が起きなくてやめられない。やめたいのにやめられずズブズブと嵌まっていく、まさに負のスパイラルといった感じで罪悪感がどんどんと強くなっていきます。来週は精神科の通院なので、この危機感はあるけどやる気のなさをどう判断するか? 危機感を感じていることを良いこととして評価するか? それともやる気がないことを問題視するか? やる気のなさは薬で対処するのか?それとも認知行動療法的に日頃の生活で対処するのか? 相談しようと思います。

 

「グズグズ言っていないでやればいいじゃん」という声があるのもわかるのですが、こういう病気になると、やろうと思ったときに乗り越える “きっかけ” が、本当に高くなります。大げさかもしれませんがダムの堤体を下から眺めて呆然とする感じです。健康な人から見れば “そんなことはやれて当たり前” ができなくなるので、そして “やれて当たり前” なことは自分が一番よくわかっているのでつらさが募ります。

 

2020年8月25日 20:30 駅前の喫茶店にて