戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

新型コロナ不況

今日の起床は7時。妻が仕事に出かける準備をする音で目が覚めました。目は覚めたけれど、そのままちょっとまどろんでいたくて、30分ほど、妻が出かける時間まで布団の中にいました。今日は失業保険の申請日、10時にハローワークに行く予定でした。幸いハローワークは近くにあるので準備を始めるにはまだまだ余裕があったけれど、調子がいいのも味方して、早めに準備をして近くのファーストフードのモーニングセットでも食べて時間を潰そうと思い、調子が悪い時には考えられないほどのスピードでさっさとシャワーを浴びて準備をしました。

 

前回ハローワークに行った時に、予定時間より少し早く受付すると(ホントはいけないのかな?)、順番を待たされずスムーズに申請できたので、今日も早めにハローワークに着きました。ただいつもと違って、予定時間の合間の時間だというのに会議室で順番を待っている人が多くいました。受付を済ませて会議室の空いた席に座っていると、いつもは7割くらいの席が埋まる程度なのにすぐに満杯、さらには隣の部屋にまであふれるほどの人数になっていました。

 

順番待ちをしている人も、ハローワークに行ったことがある人ならわかると思うけど、“筋金入りの失業者” っていうのは今日はあまり目立たず、そわそわして落ち着かない “ハロワ初心者” が多い感じ、さらに加えて書類の不備で呼び出される人もいつもよりも多くいて、これはついこの間職を失ったばかりの人がかなりの数いるんじゃないかと思わされました。これはどう考えても新型コロナの影響で解雇された人や、日頃のしわ寄せが新型コロナで顕在化して耐えられなくなって仕事を辞めてしまった人が申請に来た結果でしょう。

 

大企業は比較的余裕があるから損失を吸収できるでしょうけど、そこまでの体力のない中小企業は、倒産まではいかなくとも雇用をセーブしたりしているのでしょう。大きなニュースにはならなくとも、庶民の暮らしに新型コロナの影響、“新型コロナ不況” は確実に忍び寄っているように感じます。

 

2020年10月6日 22:05 自宅のPCの前にて