戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

恒例墓参り

今日の起床は5時。今日も朝が早かったけれど、意味のある早起きで、今日は年一回皆で集まろうと決めている若くして亡くなった学生時代の先輩の墓参りの日でした。起きてから少しのんびりしていたけれど、6時にはシャワーを浴びて準備を始め、7時ちょっと過ぎの電車に乗りました。電車に長いこと揺られて橋本駅まで。そこでカーシェアで車を借りて30分ほど車を走らせた墓地へ向かいました。

 

墓地の駐車場にはもう先輩の車が来ていて、先輩2人と同学年1人が待っていました。僕は前年調子が悪くて来れなかったので2年ぶり。懐かしい人達と対面し、一気に学生時代に引き戻されました。今回集まったのは5人。いつもは後輩がもう1人来て6人だけれど今年は欠席。12年前に先輩がなくなってから、少人数ではあるけれども人も減らず、自然消滅することもないまま毎年の行事になっています。

 

墓地にたくさんいる猫を少しからかった後先輩のお墓へ、墓を洗い線香を焚いて妻が用意した恒例の特大の花束を飾って一人ずつお参り、墓の前で恒例の昔話をしていました。この墓参りを始めた頃は思いもしなかったけれど、みんな50という年齢になり、昔話に加えて老いの話をするようになりました。特に今年はコロナで、いつもだったら開かれている前夜の飲み会はなし。少し寂しい墓参りになりました。

 

こういう死んだ人のことをいつまでも引きずる感傷的なことは嫌いな人もいるかもしれないけれど、僕はこんな情の深い友人達をいつまでも大切にしたいと思っています。

 

2020年10月18日 21:55 自宅のPCの前にて