戒厳令下のフルオさん

- 続 FOOL ON THE WEB -

倦怠期

今日の起床は4時。夜、会社の夢を見てしまい、ハッと目が覚めてそれから眠れず、結局朝まで起きていました。こういう時は寝ようと思ってじっとしていればいるほど被害妄想的な思考に苛まれたり、くだらない考えで思考循環してしまったりします。そういうのを断ち切る意思というか思考方法を身につけたいとは思っているのですが、なかなか思うようには行きません。こういう時はただ椅子に座って茫然としているのが対処法というか逃避法になってしまっています。

 

今日は妻の寝起きが悪くて、6時半にアラームが鳴っていたけれどなかなか起きず、6時45分に声をかけたら慌てて起きていました。健康な妻も週の後半になると疲れが溜まってくるのでしょう。妻が起きる前にゴミ捨ては済まして、いつものように妻の準備を眺めていました。妻が昨晩乾ききらなかった洗濯物を外に出そうか悩んでいたのですが、今日は部屋も暗く、カーテンを開けて空を見るとどんより冷たく曇った感じ。乾きそうもないと思って部屋で乾燥機をかけて干すことにしました。

 

妻を送るときにも玄関を開けたときに入ってくる空気は冷たく、灰色の雲の間からわずかに光が差し込む程度で寒々しい朝でした。妻が出かけてしまうとそんな天気に引きずられるように気分も塞ぎ込みがちになり、ほとんど一日寝て過ごしていました。19時頃妻からメールがあり仕事場から帰るとのこと。今日は外に出られそうもないので夕飯の買い物をお願いして家にいようと思いましたが、何とか思い立って夕飯の買い物に外に出ました。

 

駅で妻と落ち合い、外で食べようか家で作るか相談して家で作ることにし、いつも通り鍋の具材を買って家に帰りました。このところ特筆すべき変化が何もなくて、日記を書いていても怠惰な自分に恥じ入るばかりで面白みを感じないことが多いです。ただ、続けていればそういうこともあるだろう。椎名誠の著作でも調子が悪かった時期の著作が魅力的だったりもするし、と、比べるのはおこがましいけれど勝手にそう思って、倦怠期を乗り越えようと思います。

 

2020年11月12日 23:20 自宅のPCの前にて