秋と冬のあいだに

今日の起床は7時。いつものように妻が準備する音で目が覚め、いつものようにコーヒーを飲み、いつものようにゴミを出しに行くと、昨日とは全く違っていること、季節が冬になっていました。昨日までは気温が低い時でもゴミ集積所までの短い距離では寒さを感じることはありませんでしたが、今日は玄関から出るとすぐ身震いするような冷たい空気を感じました。そして薄暗く曇った冬の空。たしかに最近は秋晴れという空からは少し色あせた感じの青になってはいたけれど、空は高く晴れ渡っていて気持ちのいいものでした。それが今日は雲が低く漂い、鈍色というのはこういう色を言うんだろうなと言う空になっていました。もし今年の秋と冬の境があったのだとしたら、昨日と今日の間、もっと厳密に言うと昨日の夕方に境目があったような気がします。

そんな感じで午前中は部屋に入る光も少なく、もともと日当たりのさほど良くない我が家では寒々としていて、僕も天気に引きづられてやる気なく低調に過ごしていました。ただ少し元気があったのでしょう、天気に引きづられた気分をどうにかしようという気力は残っていて、昼過ぎにはなりましたが昼食を食べに外出し、趣味の物をちょっと見て、まだ明るく電車が混み始めないうちに最寄駅に帰り、これまた混み始める前のスーパーで夕飯の買い物をして帰ってきました。

今後コロナの勢いがどうなるかわからないけれど、完全に家に閉じこもってやり過ごすと言うのは僕には難しそうです。しばらくの間は人混みを避けて出歩く事にして、縮こまりがちな季節を過ごしていこうと思います。ただ感染者数がさらに増え続けるようだと、閉じ篭もる事も考えに入れていかなければならないとは思いますが…。

2020年11月24日 23:15 自宅のPCの前にて