1月2日の日記

今日の起床は9時半。妻が起きているのはわかっていて、朝食の準備をしてくれているなと思っていたけれど、眠りが心地よく、「お雑煮ができたよ！」と言われるまで布団と友達になっていました。やっと起き出し、副菜を冷蔵庫から出したり小皿を並べたり申し訳程度の手伝いをして食卓につきました。昨日と同じ好みのものだけのおせちを食べながら、いつのまにか見るようになってしまった箱根駅伝を見ていました。

箱根駅伝、子供の頃、というより40代になるまでなんの興味もなく、親が正月に見ていると、まぁ飽きもせずそんな退屈なものを長々と見ているなぁと思っていたのですが、歳をとるごとに滅法面白くなってきました。僕はちょっと仕事が煮詰まってしまった時に、なぜか車で国道１号をずっと西に向かうということを箱根までやって、それ以降箱根駅伝を見るとその時の景色を思い出したり、車でも意外と時間のかかった道をあっという間に走り過ぎることにびっくりしたり、ある意味きっかけがあったのですが、特にきっかけがあるわけではない妻も熱心に見ているのをみると、箱根駅伝には歳をとった人間を惹きつける魅力があるようです。

箱根駅伝を見終わった後は時間差で風呂に入り、昨日行って振られた八幡さまに初詣に行きました。長いこと家に飾っていた（ほっときっぱなしだった）伊勢神宮の破魔矢と日光東照宮のお札をお焚き上げに出すこともでき、さっぱりした気分でお参りできました。普段はどちらかの実家に帰省しているのでわからないのですが、八幡さまの拝礼所の前には茅の輪くぐり（疫病退散で今年は特別かもしれない）もあって、茅の輪くぐりはちょうど二人で結婚を決めた歳にもくぐって思い入れもあり、楽しく充実した初詣になりました。

その後、少し足を伸ばして電車でもう一軒初詣のはしごをし、軽い夕食を食べて帰ってきました。帰ってくると疲れてしまい、正月で生活のリズムが違っていることもあり、日記を書かないまま寝て、気づけば次の日の深夜になっていました。一日経って、出かけた後の帰りに寄った喫茶店でこの昨日分の日記を書いています。

2021年1月3日 19:40 駅近くの喫茶店にて