高いコーヒー

今日の起床は6時半。いつものといえる時間に起きることができました。昨日の夜はしっかりと眠れた感覚があり、目覚めもすっきりとしたものでした。睡眠リズムが整うのはいいことなんだけれども、今までこれが長続きしたことがなく、眠れない状態から眠れる状態になるのは好調のピークが過ぎたという意味でもあるので、これからはずるずると不調の波に落ちていかないように気をつけなければなりません。双極性稼業もなかなか疲れるもんです。

午前中はベースの練習をし、だいぶん指が疲れてきたところで昼となりました。さて午後はどうしようか？ まずはシャワーを浴びようということでシャワーを浴び、昨日いただいた梅シロップを飲みながら扇風機で涼んで、とりあえず外に出かけよう。近場にするかな？どうするかなと考え、バカの一つ覚えの秋葉原に行く事にしました。ちょっとベースのメンテナンス用品で欲しいものがあったのです。楽器なら渋谷か御茶ノ水、と思われるかと思いますが、実は秋葉原の老舗の電子パーツ屋さんはエレキギター、ベースの部品の取り扱いがあることでも有名です。

外に出ると雨が少し降っていてねっとりとした暑い濃密な空気が漂っていました。駅につくだけでも汗をかいてしまうような気候で、電車に乗ると冷房の効いた車内が心地よく感じられました。秋葉原について電車を降り、涼しいアトレ口を通って出口から外を見ると強い雨、傘が用をなさないような豪雨でした。あららどうしようちょっと休憩していくかと喫茶店に入り、アイスコーヒーを頼んで雨が収まるのを待ちました。飲み終わる頃には雨も収まり、店を出て中央通りを渡り、メイドカフェの客引きを避けながらパーツ屋さんに向かいました。

冷房の効いたパーツ屋さんでちょっと涼みながらメンテ用品を物色し、見つけはしましたが思っていたよりもかなり高い。よく使う用品ならば買って損はないのでしょうが、たまにチェックするための道具にこの値段はなぁとちょっと悩みました。道具好きの僕としては、普段なら四の五の言わずに買っていたように思いますが、珍しく収入のなくなった自身を省みてでしょうか、それとも雨に濡れてちょっと気勢を削がれてしまったせいでしょうか、なんだか買う気があまりなくなってしまい品物を棚に返してパーツ屋さんを後にしました。

結局秋葉原では何も買わず、雨宿りのアイスコーヒーを飲んだだけ。なんだかとても高いコーヒーになってしまいました。

2020年6月30日 22:00 自宅のPCの前にて